ハンドメイド服のマルシェ準備。部屋でブースを再現して気づいた後悔と学び

部屋でブースレイアウトを再現

こんにちは!ハンドメイド服のオンラインショップNacReous(ナクレアス)を運営している、いえはです。

初初めてのハンドメイドマルシェ出店までの道のりを、記録として綴っています。

01はこちらから


ハンドメイド服のマルシェ出店に向けて、「ブースのレイアウトをどうしよう?」と悩み、当日と同じ1.8m×1.8mのスペースを部屋に用意し、実際に什器を並べてみました。

今回は、その準備を通して「こうしておけばよかったな」と後から気づいたことをまとめます。

服のブースレイアウトは、参考になる情報が少ない

まずは情報収集から始めましたが、アクセサリー作家さんの事例は多く見つかる一方で、服のブースレイアウトは、ほとんど見当たりませんでした。

なにを揃えればいいのか

どう配置すればいいのか

正解がわからないまま、手探りで進めていくしかない状態。

ハンドメイドマルシェの過去写真を拡大して、服を扱っているブースを探したり、雰囲気を想像しながら、

・どうしたら服が見やすいか
・ショップの空気感が伝わるか

を、イメージ頼りで考えていきました。

まず用意した什器と、その配置

マルシェのレイアウト案

レイアウトは、元々持っていたものと、マルシェ出店のために新しく買い足したものを組み合わせています。

用意したのは、イケアで購入したハンガーラックと全身ミラー。

ハンガーラックは、服を並べるために欠かせないアイテム。

ミラーも、お客さまが全身のバランスを確認できるようにと、全身鏡を選びました。

また、「服のショップだ」と一目でわかるように、トルソーも用意しました。

トルソーは正面の一番目立つ位置に配置することで、足を止めてもらいやすくなるかな、という狙いです。

実際に並べて感じた「思っていた以上に狭い」という現実

ハンドメイド服マルシェのレイアウト

マルシェのブースサイズは、幅1.8m×奥行1.8mの正方形です。

部屋にスキングテープでブースを再現してみました。

実際に並べてみて、まず思ったことは、想像以上にスペースが限られているということでした。

  • ブースから商品がはみだしてはいけない
  • ブース内で接客をする

といったルールがあり、
今回は私・母・妹の3人で対応予定。

ハンガーラック3台、トルソーを置くと、それだけでほぼいっぱいの状態でした。

さらに、お会計トレーやPayPayを置く棚も必要なので、限られたスペースをどう使うかが大きな課題です。

試着室は置けなかった

マルシェに試着室を置きたい

試着室も置けたらいいなと思っていて、キャンプと防災用に購入していた着替え用のテントを置いてみたのですが、これが想像以上に場所を取ってしまい、とても置けない…。

この時点で、「試着室も置くなら、ブースはもう一つ借りる必要があったな」と思いました。

今回は、泣く泣く試着室を置くことを諦めます。

お客様に服を着てほしかったな…と後悔が残ります。

角ブースにすればよかったという後悔も

もうひとつ、後から気づいたのが、角ブースを選べばよかったという点です。

名古屋ハンドメイドマルシェでは、追加料金を支払うことで角ブースを選択できます。

マルシェには「ブースからはみ出してはいけない」というルールがあるので、通常ブースだと、どうしても狭い空間の中にお客さまに入っていただく形になります。

角ブースであれば、通り側から見てもらうことができるので、服のように距離をとって見たいアイテムには向いていると感じました。

立ち止まらなくても目に入って、外側からゆったり眺めてもらえるのは、大きなメリットだと思います。

今回は、角ブースの受付がすでに終了していたため断念しました。

見落としがちだった「搬送」の問題

もうひとつ、実際に並べてみて気づいたのが、「搬送」の問題です。

ハンガーラックや全身鏡など、什器は思っていた以上にサイズが大きく、並べながら、「これ、車に入るかな?」と不安になりました。

さらに今回は冬服。

ニットなどかさばるアイテムが多く、小さな車では搬送が難しいことも実感。

ブースのレイアウトだけでなく、どうやって会場まで運ぶかまで含めて考える必要があるというのは、今回の大きな学びです。

車に入らないものは解体して運ぶことになるため、什器は、

  • 組み立てやすい
  • シンプルな構造
  • できるだけ軽いもの

を選ぶと安心だと感じました。

当日はハイエースを借りる予定ですが、事前に車に積めるか確認したほうがいいなと思いました。

事前に再現してみて、心から思ったこと

マルシェのレイアウト

今回一番感じたのは、服は、ある程度のスペースが必要なアイテムだということ。

販売する服の数にもよると思いますが、1.8m×1.8mのスペースでは、ハンガーラックを周りに並べるだけで、かなり余裕がなくなります。

また、搬送の負担を考えると、レンタルできるものはレンタルするのも一つの選択肢だと思います。

名古屋ハンドメイドマルシェでは、

  • ハンガーラック(シングル/ワイド)
  • トルソー
  • 姿見

などをオプションでレンタルできます。

ただし、レンタルは費用がかかるので、予算とのバランスをどう取るかが悩ましいところです。

マルシェで服を販売する時の注意点まとめ

今回の経験から、これからハンドメイド服でマルシェ出店を考えている方へ、お伝えしたいポイントは、次の4つです。

  • ブースのサイズは事前に確認する
  • 可能であれば角ブースを選ぶ
  • 部屋でブースを再現してみる
  • 搬送方法まで含めて考えておく

実際に部屋で再現してみたからこそ、見えてきたことがたくさんありました。

また進捗があれば、続きとして記録していきますね。

→マルシェ出店までの記録一覧はこちら

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