こんにちは!いえは @ieha.minimal です。ご訪問いただきありがとうございます。
ミニマリストを目指して物を捨て続けていくと、なにを持つかにこだわりを持つようになります。
そして、財布やバッグといった持ち物、アクセサリーや洋服など身につける物、家電や掃除道具など暮らしの物、あらゆるものを自分で選択していきます。
「さて、なにを買おうか?」と迷ったとき、
物選びの救世主になるのが、ミニマリストしぶさん監修の著書『ぼくたちは、なぜこれを選ぶのか』です。
こちらの本です
今回は、【ぼくたちは、なぜこれを選ぶのか】をもとに、ミニマリストの物選びについて考えたいと思います。
捨てた次のステップ
ミニマリスト生活のいちばんの醍醐味は「捨てる」ことよりも、「減らしたあとに、何を残したか」の部分にあります。
ぼくたちは、なぜこれを選ぶのか ミニマリストしぶ監修
ミニマリストを目指していた最初のころは、捨て魔と化して家中の物を捨てました。
物を抱え込んでいたので捨てるものは山ほどありました
いらない物を全部なくしたい!
なんにも持ちたくない!
と一生懸命に捨てました。
手放した後のリビングの様子
いらないものは捨てた
必要ない物は手放した
私の捨てた次のステップは、なにを選ぶかでした。
裸で過ごすわけにはいかないから洋服は必要だし、下着も必要。寒い日はアウターも必要。
食事はご飯を炊くためになにか道具が必要です。
物を持たないことは不可能でした。
手元に残した物たちは自分のお気に入りでありたいと強く思うようになり、
これだ!という物を探す物選びの時期に突入します。
捨ての次は物選び
持ち物を整える
一口にミニマリストと言ってもそのあり方は多種多様。「子育ての負担を減らしたい」と家族で実践している人もいれば、「経営に集中にするため」と決断疲れをなくすために物を減らす人もいる。
ぼくたちは、なぜこれを選ぶのか ミニマリストしぶ監修
物選びに最初にやったことは、本を読んで真似することです。
当時はミニマリストやお片付けや暮らしの本を1週間に10冊ペースで読んでいました。
本に書いてあるいいなと思ったことをそっくりマネをして、同じ物を買って、同じように生活してみる。
次の本を読むと、またいいなと思うことがあって、本と同じようにやってみる。
本を読むたびに生活や持ち物をコロコロと変えながら、最良の物はなにかを探しました。
しかし、本のマネを繰り返して気付いたことは、まったく同じにはできないということ。
家族構成、仕事、暮らし方が違うので、同じ暮らしは難しかったです
自分の暮らしは自分でつくるしかないと気が付き、
はじめて自分の暮らしに目を向けるようになりました。
暮らしを見つめる
自分に合うものを選択する
自分の暮らしを作る作業は思った以上に大変でした。
ひとつの物を買うために
- どんな機能が必要か
- なにを重視するか
- どう使うか
- なにに使うか
- 誰が使うか
- いつ使うか
- 大きさは?
- 素材は?
- 色は?
- 価格は?
と考えて計画を立てます。
革のバッグは3年悩んで購入
考えて買っても失敗することはあり、また振り出しに戻って探し直しということもありました。
ひとつの物を買う為に、何日も何ヶ月も長いときは何年も、暮らし方や必要なものを考える。
この買う前の計画が『本当に必要な物はなにか』を考える、物と向き合う時間になりました。
物を選択する=物と向き合う・自分自身と向き合うこと
ぼくたちは、なぜこれを選ぶのか
少なくする過程で何を優先し、「なぜそれを選んだのかを語れる人こそが、真のミニマリスト」だとぼくは思います。
ぼくたちは、なぜこれを選ぶのか ミニマリストしぶ監修
物を手放すことにフォーカスされがちなミニマリストですが、手放したその先に待っているのは、なにを所有するのかということ。
心地よく暮らせるもの。
ストレスなく使えるもの。
大切にしたいもの。
一つ一つの物と真摯に向き合ったからこそ語れることがある。
人と比べるのでなく、自分を見つめて見つけたもの。
今の自分に必要なもの。
この本ができたきっかけは、サンクチュアリ出版の編集者Yさんがミニマリズムを実践するなかで「どんな物で生活したらいいんだろう」と壁にぶつかったところから企画が始まったようです。
物選びは誰もが悩むところです。
本にはミニマリスト100人がこだわり抜いて選んだベストアイテム79が掲載
探しものがあったら、まず本の中のベストアイテムを見てみる。
選び方に迷ったら、選ぶポイントを参考にしてみる。
この本が、物選びのひとつの指標となって、助けてくれるはずです。
最後に
少ない持ち物で生活することは、自分にとっての「ベストを見つける旅」。
ぼくたちは、なぜこれを選ぶのか ミニマリストしぶ監修
まさに、ミニマルライフは旅という言葉がしっくりきます。
寄り道をしたり、新しい発見があったり、一皮むける経験をしたり。
物を手放すことから始めて、
なにを選ぶのかを考え、暮らしをつくっていく。
その先には、どう生きるのかが待っています。
物選びは「大変だ」と投げ出したくなる日もあるけど、
ゆっくり焦らず、長く旅を続ければきっと自分のベストが見つかります。
ミニマリストの最適解があれば、近道できるはず!
ミニマリストしぶ監修
自分にとってのベストをみつけましょう!